岐阜の過払い金請求の評判・口コミとおすすめ司法書士や弁護士

過払い金について検討すると、まず、親身になって相談に乗ってくれる事務所を探したいと考えるのではないでしょうか。

岐阜県に住んでいる人は、近くに評判の良い法律事務所がないかとインターネットなどで探しているかもしれません。

しかし、過払い金請求の相談を受け付けている事務所は多いですが、逆にたくさんありすぎて迷うことはないでしょうか。

テレビやラジオから流れてくる大手法律事務所の広告を、そのまま信じてよいものか悩む場合もあるでしょう。

そこで本記事では、過払い金請求を検討している人に、事務所の選び方のポイントを解説していきます。

また、過払い金請求の相談を事務所にする前に知っておきたい基礎知識もあります。 自分は過払い金を請求できる条件を満たしているのか、いくらぐらい過払い金が返ってきそうなのか、本記事を参考にチェックしてみてはいかがでしょうか。

過払い金請求は当然の権利ですし、かなりの額が返ってくるケースもめずらしくありません。

過払い金請求から返却までをスムーズに行うためにも、過払い金についてもっと知っておきましょう。 岐阜県の貸金業者や銀行についての情報も掲載したので、合わせて確認してください。

岐阜で過払い金請求に強い法律事務所を選ぶ方法

弁護士か司法書士か

過払い金請求を行う事務所には、「法律事務所」と「法務事務所」の2種類があります。 法律事務所とは、弁護士が少なくとも1人在籍している事務所のことです。 一方、法務事務所は一部の司法書士の人が使っている名称です。 ただし、法律と法務はまぎらわしいため「司法書士」の文言を含むことが定められています。 過払い金請求が140万円を超える場合、司法書士に依頼できません。 この場合は、法律事務所に相談し、弁護士に依頼するしか選択肢がないということになります。 司法書士の事務所を探したり、検討していたりしても無駄な時間ということになってしまうので、気をつけましょう。 ただし、過払い金の額がいくらになるのかを司法書士に依頼することは可能です。

成功報酬率で選ぶとリスクもある

過払い金請求とは支払いすぎたお金を取り返すのが目的ですが、過払い金請求の費用として事務所に払うお金をできるだけ少なくしたいものです。 このとき気になるのが「成功報酬率」ではないでしょうか。 成功報酬率とは、過払い金請求に貸金業者が応じた場合に、事務所が成功報酬として受け取るお金の割合のことです。 ある事務所では18%となっていたり、ある事務所では貸金業者の数に応じて17%・16%などのように成功報酬率を設定したりします。 また、高金利違法業者（いわゆるヤミ金）の場合は、20%などのように設定する事務所もあります。

成功報酬率は低いほうがいいのは間違いありません。 しかし、成功報酬率だけで選ぶと、思わぬ出費が後から発生することがあります。 過払い金請求にかかる費用を細かく見ていくと、初期相談手数料や、雑経費などの名目で追加の費用が書かれているかもしれないので、詳しく内容をチェックすることが重要です。 また、総額でいくらかかるのか、明記している事務所または明確に説明してくれる事務所を選びましょう。

事務所には専門分野がある

弁護士が扱う分野は広いので、専門分野かそうでないかで能力にかなりの差が出るのは当然です。 実際、司法書士のほうが過払い金請求に慣れている場合もあります。 過払い金請求を専門としているかどうかは、インターネットのホームページや広告を確認するのがもっとも効率的な方法と言えます。 過払い金請求などの債務整理を得意としている場合、広告の目立つところにアピールしていることが多いはずです。 また、広告がない法律事務所は、弁護士自らが事務作業を行う小規模の事務所である可能性が高くなります。 過払い金請求が得意な弁護士であれば良いですが、見極めることは一般人にはむずかしいかもしれません。

過払い金請求をもっと知ってから事務所を選ぶ

過払い金請求の条件

なぜ過払い金を請求できるのでしょうか。 それは出資法と利息制限法という2つの法律があるからです。 利息制限法では、金利の上限を「10万円未満の場合20%」「10～100万円未満の場合18%」「100万円以上の場合15%」と定めています。 一方、出資法では金利上限が29.2%です。 出資法と利息制限法の間の金利を「グレーゾーン金利」と言います。 かつては法律上問題のなかった、出資法と利息制限法の間に金利を設定し、利益を上げている貸金業者は多くいました。 しかし、現在、グレーゾーン金利は過払い金として貸金業者に請求できます。 なお、過払い金請求が認められるには、最後の取引から10年以内であることが条件です。

過払い金の計算方法

過払い金を正確に計算するには、貸金業者とのすべての取引を計算し直す必要があります。 これを「引き直し計算」といいます。 ここでは、「金利29%で100万円を借り、20日後に5万円返済した」という例で計算を行ってみましょう。

1年間の利息は「100万円×29%=29万円」です。 うるう年でないとして365日で割り、「29万円÷365日＝約800円」とすると、20日の利息分は1万6000円です。

すると、「5万円-1万6000円=3万4000円」が元金の返済を行ったことになりますから、元本は「100万円-3万4000円＝96万6000円」です。

100万円では金利の上限は15%と利息制限法に定められているので、同じように15%で計算してみましょう。

1年間の利息は「100万円×15%=15万円」です。

365日で割ると、「15万円÷365日＝約410円」とすると、20日の利息分は8200円です。

すると、「5万円-8200円=4万1800円」が元金の返済を行ったということになりますから、元本は「100万円-4万1800円＝95万8200円」です。

このとき、利息分の支払いの差である「1万6000円-8200円＝7800円」が過払い金として請求できます。

この計算例では、取引が1回だったので簡単でした。 実際は複数回返済を行うのが普通で、元本が変わってくるのでその都度計算しなければなりません。

□過払い金請求のメリット・デメリット・リスク

過払い金請求のメリットは、もちろん払い過ぎた利息分である過払い金が返ってくるということです。 一方、デメリットは過払い金請求を行った貸金業者から借入ができなくなることです。 ただし、他の貸金業者では問題ありません。 リスクは、貸金業者に借入がある状態で過払い金請求を行い、戻ってきた過払い金の額だけでは借入金がなくならない場合は、信用情報機関に「事故情報」として登録されてしまうということです。 これにより、他の貸金業者からの借入や、クレジットカードを作ることが難しくなる可能性があります。

岐阜の特徴について

岐阜県の市区町村一覧

岐阜県の市区町村一覧は、岐阜市、大垣市、高山市、多治見市、関市、中津川市、美濃市、瑞浪市、羽島市、恵那市、美濃加茂市、土岐市、各務原市、可児市、山県市、瑞穂市、飛騨市、本巣市、郡上市、下呂市、海津市、羽島郡岐南町・笠松町、養老郡養老町、不破郡垂井町・関ケ原町、安八郡神戸町・輪之内町・安八町、揖斐郡揖斐川町・大野町・池田町、本巣郡北方町、加茂郡坂祝町・富加町・川辺町・七宗町・八百津町・白川町・東白川村、可児郡御嵩町、大野郡白川村です。

岐阜県はJR東海道本線、高山本線が乗り入れている岐阜駅と、すぐ近くにある名鉄岐阜駅が交通の要所となっています。

岐阜駅の隣の西岐阜駅近くには県庁があり行政の中心です。 岐阜駅から西南方向に行くと、東海道新幹線の停車駅となっている岐阜羽島駅があります。

岐阜県の労働者人口・平均年収など

総務省の労働力調査（基本集計）都道府県別結果（2018年5月29日公表）によると、岐阜県の労働人口は112万4000人で、完全失業率は1.9%でした。 また、岐阜県の平均年収は2012年のデータによると、男性が420万円と47都道府県中で29位、女性は300万円で34位です。

岐阜県の賃金業者や銀行の数

岐阜県の貸金業登録業者は12件です（2018年時点）。 内訳は、県知事登録が10件、財務局登録が2件となっています。 岐阜県で利用できる銀行は28行です。

また、地方銀行は十六銀行、大垣共立銀行、岐阜銀行、岐阜信用金庫などがあります。 その他にも岐阜県は金融機関が人口や企業数に対して多い県として知られています。

岐阜県の経済状況

岐阜県公式ホームページが発表した内容によると、地場産業や個人消費に弱さが見られます。

また、天候に恵まれなかったこともあり、2018年は観光業が伸び悩みました。 一方で、製造業は持ち直しの動きが継続しており、設備投資も堅調です。

岐阜県に住むメリット・デメリット

人気の観光地には、日本三名泉の一つといわれる下呂温泉に下呂駅からアクセスできます。 また、世界遺産として登録されている白川郷に向かうには高山駅からバスが出ています。 岐阜県は地方でありながら、「株式会社和井田製作所」「富士変速機株式会社」などの機械メーカーの本社もあり、また陶磁器の生産や「飛騨牛」で有名な畜産などが盛んです。 こうした事情もあり、地方の県にしては仕事に就きやすく、給料も高いというメリットがあります。

一方、県南部の場合、夏は暑く冬は寒い気候で、日中と夜間の寒暖差も大きい土地です。 多治見市では国内最高気温を記録することが多いことでも知られています。